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目的・用途からレーザーカッターを選ぶポイント

レーザーカッター・レーザー加工機の選び方・選定方法について書いています。
レーザー加工を活用する際には、どのレーザーを導入するかがとても重要です。

各メーカーから、さまざまな種類のレーザーカッターが販売されているので、そのなかから自分の目的に合った最適な機種を選ぶのは難しいと思います。
しかし、レーザー加工する目的・用途をしっかり整理しておくと、レーザーカッターの選び方や比較・検討するポイントが分かりやすくなります。
ここではレーザー加工する目的・用途からレーザーカッターを選ぶコツ・ポイントを解説していきます。


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目次[非表示]

  1. 1.目的・用途からレーザーカッターを選ぶ3つのポイント
  2. 2.材料:何をレーザー加工したい?
    1. 2.1.加工したい材料・素材
    2. 2.2.加工したい大きさ・サイズ
  3. 3.加工方法・加工品質:どのような品質でレーザー加工したいか?
    1. 3.1.彫刻加工
    2. 3.2.カット加工
      1. 3.2.1.参考数値:MDF板をカット加工する場合
    3. 3.3.加工品質
      1. 3.3.1.求められるレーザーの加工品質の例
  4. 4.生産量:どのくらいの量をレーザー加工したいか?
  5. 5.まとめ


目的・用途からレーザーカッターを選ぶ3つのポイント

目的・用途から、レーザーカッター・レーザー加工機を選ぶときは、下記の3つのポイントをおさえましょう。

  • 何をレーザー加工したい?(材料)
  • どのようにレーザー加工したい? (加工方法・品質)
  • どのくらいレーザー加工したい?(生産量)

この3つのポイントからレーザーカッター・レーザー加工機を選ぶと、自分の目的に合ったレーザーがどのようなタイプかが分かりやすくなります。
目的・用途をしっかり整理しておくと、レーザーカッターの販売会社から適切な提案を受けやすくなります。

では、各ポイントについて詳しく解説していきます。

材料:何をレーザー加工したい?

まず、あなたがレーザー加工したい材料・素材はなんですか?
ここでは、どのような材料・素材をレーザー加工したいかを明確にすることで、レーザーカッターを選ぶポイントを解説していきます。


加工したい材料・素材

加工したい材料が決まっていると、レーザーカッターを選定する上で比較・検討がしやすくなります。
レーザーカッター・レーザー加工機は、アクリル、MDF、木材、紙、布など加工できる材料が多いのが特徴ですが、材料によっては対応できる機種が限られるものもあります。

たとえば、金属は高いパワー(出力)を必要とする材料なので、対応できるレーザーカッターがかなり限られてきます。


あなたが加工したい材料がレーザー加工できるか知りたい場合は、レーザー販売会社に相談してみるのが一番です。
無料でサンプル加工を行っている会社が多いので気軽に問い合わせてみてください。実際に加工したい素材が用意できると確実です。


加工したい大きさ・サイズ

あなたがレーザー加工したいものの大きさはどのくらいでしょうか?
レーザーカッターは、機種ごとに加工できるエリア・範囲(加工エリア・ワークエリア)が決められており、導入後に加工できるエリアを広げることは基本的にできません。

ボールペンのような小物や文房具が中心なら、小型のタイプのレーザーカッターで十分ですし、看板など大きなサイズの加工が中心となるなら、大きな加工エリアを持った大型のレーザーカッターが必要になります。


カット加工の場合は、切り出す前の材料のサイズをチェックしておきましょう。
たとえば、カードのような小さいサイズを切り出す加工でも、切り出す前の材料がサブロク板しか扱っていない場合は、サブロク板が入るレーザーカッターを選びましょう。

加工エリアは、この後に解説する生産量にも関連してきますので、ぜひチェックしてください。


加工方法・加工品質:どのような品質でレーザー加工したいか?

あなたがレーザー加工したいのは、彫刻加工とカット加工のどちらでしょうか?
また、どのくらいの加工品質が必要でしょうか?

ここでは加工方法・加工品質からレーザーカッターを選ぶポイントを解説しています。


彫刻加工

彫刻加工は、対応できるレーザーカッターの幅は比較的広いです。
材料が硬ければ硬いほど、彫刻が深ければ深いほど、レーザーの出力(パワー)が高いレーザーカッターが必要になります。

また、彫刻加工しか必要としない場合は、彫刻加工に特化したレーザーカッターもあります。


カット加工

カット加工は、材料の厚みによって対応できるレーザーカッターが大きく異なってきます。
必要なレーザーの出力(パワー)と関係してくるので、厚みのある材料をカットしたい場合は対応できるレーザーが限られます。

レーザーカッターは、出力が高いほど本体価格が高くなるものが多いので、カットする材料の厚みが増すほど、必要なレーザーの本体価格が上がると考えておくといいでしょう。


参考数値:MDF板をカット加工する場合

5mm厚のMDF板:25W(ワット)以上の出力が必要
10mm厚のMDF板:80W(ワット)以上の出力が必要


加工品質

あなたが考えているレーザー加工は、どのくらいの品質が必要ですか?
品質は高ければ高いほどいいですが、高い加工品質を求めるほど、レーザーカッターも高額になります。

必要以上に高額なレーザーカッターを購入して、無駄に高い品質のレーザー加工をする必要はありません。
逆に加工品質を重要視せずにレーザーカッターを導入して、導入後に必要な加工品質を得られないと気づいてしまうといったことも避けたいです。

あなたの求めるレーザー加工の品質を把握しておくのも、レーザー選びには欠かせない視点です。


つくりたいもの、目的によって求める加工品質は異なります。
たとえば、DIYなど趣味を目的としたレーザー加工と、販売されている製品製造を目的としたレーザー加工では、求められる加工品質が大きく異なりますよね。

加工品質でよく検討されるポイントをあげてみました。
高額なレーザーカッターであれば全て実現できるわけではありませんし、実際のところ、加工テストを行ってみるのが確実です。

ただ、あらかじめ求める加工品質を明確にしておくことがあなたに適したレーザーを選ぶ上で重要になります。

求められるレーザーの加工品質の例

  • 繊細な文字彫刻をしたい。

  • ●ミリ以内の誤差で正確にカットしたい。

  • 磨き加工が必要ないきれいな断面でカットしたい。

  • 表面に汚れがつかないように彫刻したい。


生産量:どのくらいの量をレーザー加工したいか?

最後に、あなたはどのくらいの量をレーザー加工したいですか?
ここでは、生産量によるレーザーカッターを選ぶポイントについて解説しています。

レーザー加工の生産量を決めるのは、下記の2点です。

  • 加工エリア
  • レーザーの出力(パワー)


加工エリアが広いものほど、一度に多くの加工が可能になるので生産量が大きくなります。
出力(パワー)が高ければ、ひとつあたりの加工時間が短くなるので、生産量が大きくなります。


たとえば、ボールペンの彫刻加工で検討してみましょう。

店頭販売しているボールペンに、ご購入いただいたお客様に名入れ彫刻サービスを提供する場合、1日の生産量はそれほど多くないと予想されるので、小型タイプのレーザーカッターで十分です。
一方、ノベルティ用のボールペンを1日500本以上の生産が必要な場合、加工エリアが広く高い出力がある大型のレーザー加工機が必要になります。


まとめ

目的・用途から考えるレーザーカッター・レーザー加工機の選び方をご紹介しました。
条件を絞るのは難しいですが、ある程度目的・用途をはっきりさせておくと、比較検討がしやすくなります。
ご紹介した各ポイントを確認していくと、あなたに適したレーザーカッター・レーザー加工機がある程度見えてきますので、ぜひチェックしてみてください。


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