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ディスプレイ看板・サイン標識・サインディスプレイ業界にレーザー加工機・レーザーカッターが使われている4つの理由

レーザーカッター・レーザー加工機が特に普及している業界のひとつが、サイン・ディスプレイ(看板・標識)業界です。

サイン・ディスプレイ業界向けの展示会(サイン&ディスプレイショー(東京)、サインエキスポ(大阪)など)でも、毎年多くの企業からレーザー加工機が出展されています。

では、なぜサイン・ディスプレイ業界にレーザー加工機が使われているのでしょうか?
その理由をご紹介します。


1.レーザー加工機と相性がいいアクリルの加工が多い

アクリルは、高い透明性や透過性を持ち、耐久性・耐候性があるといったガラスと似た特長を持ちながら、ガラスよりも軽く、加工がしやすい合成樹脂で、ガラスの代用品として広く用いられています。

サイン・ディスプレイ業界でも、ネオン・道路標識・広告などの看板、POP(ポップ)やディスプレイなどの店舗什器によく用いられています。

アクリルは、レーザー加工機ととても相性がよく、レーザーで加工する素材の代表格と言われるほどです。ですので、アクリルが重宝されるサイン・ディスプレイ業界にレーザー加工機が広く普及しているのです。



2.アクリル加工の作業時間を大幅に削減できる

レーザー加工機は、従来、アクリルのカットで用いられていたアクリルカッターや、NCルーター、CNCフライス盤などの他の機械と比べて、大幅に作業工数・時間が削減できることから、広く普及するようになりました。

レーザー加工機は、アクリルを熱で溶かしながらカットするので、カットしたアクリルの断面はとても滑らかで、研磨などの後加工が必要ありません。

一方、NCルーターやCNCフライス盤は、刃物で削りながらカットするため、加工中に大量の削りカスが発生します。また、カット断面が粗くなるため、滑らかにする必要がある場合は、さらに研磨する作業が必要になります。

削りカスが発生しない、研磨などの後加工が不要なので、作業工数と時間が大幅に削減することができるのです。

レーザー加工機でカットしたアクリル断面


3.レーザー加工機1台で、ほとんどの加工がカバーできる

レーザー加工機は、アクリルだけではなく、木材や紙・革といった、サイン・ディスプレイ業界で用いられている素材に幅広く対応ができます。また、カットだけはなく、彫刻も短時間で精密・精細な彫刻ができます。

アクリルまたは木製の看板制作の場合、外形のカットも表面のデザイン彫刻もできてしまうので、レーザー加工機が1台あれば、サイン・ディスプレイ関係の仕事がほとんどまかなえてしまいます。

レーザー加工事例:木製看板


4.小ロット生産が多いサイン(看板)業界に適している

レーザー加工機は、CADソフトやイラストレーターなどのグラフィックソフトで作成したデータさえあれば、レーザーの出力を調整するだけで加工ができるため、小ロット生産に適した加工機です。

店舗や広告などの看板は、数百、数千といった大量生産よりも、小ロット生産のものが多いため、レーザー加工機と相性がよい業界です。

また、データさえあれば加工できる手軽さは、加工テスト、試作品の制作にも時間がかからないため、よりスムーズに案件を進めることができます。

レーザー加工事例:アクリル製看板


まとめ

サイン・ディスプレイ業界は、「アクリル加工の生産性」と「小ロット生産」という、業界のニーズとレーザー加工機の特長がぴったりマッチしたことが、特に広く普及するようになりました。
レーザー加工機は、他にも日本のものづくりに幅広く活用されています。各業界でレーザー加工機が使われている理由を紹介していきます。


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