アクリル樹脂|レーザー加工ができる素材|レーザー入門ガイド

レーザーカッター・レーザー加工機で加工できる素材、アクリル樹脂についてご紹介します。
このページでは、アクリル樹脂のレーザー加工に関する基本を紹介しています。アクリル加工でレーザー加工の導入を検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。



レーザーでできるアクリル加工の種類

まずは、レーザーカッター・レーザー加工機で、アクリルにどのような加工ができるかを紹介します。

カット・切断・穴あけ

アクリルをレーザー光線の熱で溶かしながらカットすることができます。
自由な形状・サイズにカットすることができ、形状・サイズは、グラフィックソフト(イラストレーターやコーレルドロー)や専用ソフトを用いてデジタルデータで編集します。
レーザーのパワーを調整することで、さまざまな厚さのアクリルのカットができ、最大で厚さ30mmほどのアクリル板をカットすることができます。

彫刻・写真彫刻・名入れ彫刻

透明アクリルをレーザーで彫刻すると、彫刻した部分が白くなります。
この特性を活かして、写真や名前、ロゴマーク、グラフィックなど自由なデザインをアクリルにすることができます。
彫刻する場合も、形状・サイズをデジタルデータで自由に編集することができ、印刷のようにデザインを彫刻できます。

レーザーで加工できるアクリルの種類

アクリルには、レーザー加工に適したものやレーザー加工用に開発されたものがあります。
レーザーで加工できるアクリルの種類を知っておきましょう。

キャスト板

キャスト板はレーザー加工に適したアクリルです。
熱に強いため、レーザーカットした断面がきれいに仕上がります。彫刻すると白くなるので、レーザー彫刻にはこのキャスト板が使われています。

押し出し板

キャスト板に比べるとレーザー加工に適さないアクリルです。
熱にあまり強くないため、レーザーの熱によって必要以上に溶けてしまいます。
細かな形状や厚みのあるアクリルをカットした際に溶けたアクリルが断面に固着してしまうといったデメリットがあります。
ただし、キャスト板に比べてコストが安いため、シンプルな形状やカット断面に高い品質が求められていない加工など、押し出し板を使う方がよい場合もあります。

2層板・2層プレート

色の異なる2種類のアクリルを貼り合わせて作られたアクリル板です。
1層目のアクリルをレーザーで彫刻すると、2層目のアクリルが現れます。
透明アクリルの彫刻は彫刻面が白くなるだけですが、この2層板は彫刻面が2層目のアクリルの色になります。2種類の色の組み合わせによって豊富なカラーバリエーションが展開できるのが特徴です。

弊社が運営しているオンラインショップでも扱っていますので、ぜひ確認してみてください。
2層板・2層プレート|コムネットオンラインショップ CNマート

アクリルをレーザーで加工するメリット

アクリルをレーザーカッター・レーザー加工機で加工することによるメリットを紹介します。レーザーを導入するとどんな効果があるのか?他の加工機と比べてどこが優れているのか?について説明しています。

カット断面がなめらかで後処理が不要

レーザー光線による熱でアクリルを溶かしながらカットするため、カット断面がとてもなめらかに仕上がります。
ルーターやフライス盤加工のように、加工後に研磨やバフがけといった後処理が必要ありません。デバリング・バリ取りの作業時間を削減することができます。

加工後の削りカスが出ない

ルーターやフライス盤といった刃物による加工は削りカスが大量に発生しますが、レーザー加工は熱処理による加工なので、削りカスが発生しません。
加工後の清掃作業が不要なのも大きなメリットです。

複雑で精密なデザイン・形状が加工できる

レーザーはとても精密で複雑な加工ができるのが特徴ですが、アクリルも同様です。刃物による加工では難しい内角や細い線もきれいに加工できます。
彫刻加工も写真のような精密なデータも印刷と同じ品質で彫刻することができます。

耐久性・耐光性がある

レーザー彫刻は、アクリルの表面を削っているため、印刷のように剥がれることがありません。耐久性、耐光性にすぐれています。

材料の固定が不要

レーザーは加工する素材に直接接触せずに加工ができる非接触加工です。アクリル板を加工テーブルに置くだけでいいので、固定作業が必要ありません。固定器具でアクリルを傷つけてしまうといったリスクも軽減されます。

レーザー加工が活用されているアクリル製品

レーザー加工が活用されているアクリル製品をご紹介します。レーザー加工がどのようなアクリル製品に活用されているか、事例として参考にしてください。

看板・サイン・標識

屋外看板、屋内看板、広告看板、照明看板、LED看板、ネオンサイン、切り文字、案内板

ディスプレイ・什器・模型

店舗ディスプレイ、店舗什器、POSディスプレイ、化粧品什器、展示ケース、建築模型、設備模型

アクキー(アクリルキーホルダー)

マンガ・アニメのキャラクターグッズのひとつとして、アクリルキーホルダーが人気を博しています。UVプリントなど印刷されたデザインに沿って、アウトラインを正確にカットできるのでレーザーが活用されています。

銘板・ネームプレート・表札

銘板、名札、ネームプレート、ネームタグ、迷子札、工業品

ギフト・ノベルティ・グッズ

ギフト、表彰盾、トロフィー、記念品、竣工記念、メモリアル

用途や目的に適したレーザーを選びましょう

アクリル樹脂のレーザー加工について紹介してきました。レーザーカッター・レーザー加工機は家庭用から業務用まで、各メーカーからさまざまな種類のものが販売されています。
アクリルについては、ほとんどのレーザーカッター・レーザー加工機で加工することができますが、用途や目的、生産量に適したレーザーを選ぶことが重要です。

種類が多すぎて選べないよ、という方には、コムネットのレーザーカッター・レーザー加工機をオススメします。
小型タイプから大型タイプまで多くのラインナップを取り揃えているので、最適なレーザーをご提案することができます。
レーザーカッター選びの無料相談はこちらをご確認ください。

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