紙・ペーパー|レーザー加工ができる素材

レーザーカッター・レーザー加工機で加工できる素材、紙・ペーパーについてご紹介します。
このページでは、紙のレーザー加工に関する基本を紹介しています。紙加工でレーザー加工の導入を検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。



レーザーでできる紙加工の種類

まずは、レーザーカッター・レーザー加工機で、紙・ペーパーにどのような加工ができるかを紹介します。

カット(フルカット)・切断・穴あけ

紙をレーザー光線でカットすることができます。
自由な形状・サイズにカットすることができ、形状・サイズは、グラフィックソフト(イラストレーターやコーレルドロー)や専用ソフトを用いてデジタルデータで編集します。
はさみによる手作業や型抜きでは表現が難しい複雑で細かいデザインも切り抜くことができます。

紙は種類によって材質・厚みが異なりますが、レーザーのパワーを調整することで、さまざまな種類の紙のカットができます。
レーザーの熱で焼き切るので、紙は燃焼していますが、レーザーパワーの調整やマスキングテープで保護することで、カット断面の焦げを抑えることができます。

ハーフカット(キスカット)

ハーフカットとは、紙の厚みの途中までカット・切れ込み・溝を入れたり、2層・3層につくられている素材の表面の層だけをカットする加工方法です。
特にラベル・シール・ステッカーによく活用されてます。

例えば屋外用のステッカーの場合、保護用フィルム(ラミネート)・印刷フィルム・剥離紙の3層構造になっています。
レーザーのパワーを調整することで、保護用フィルムと印刷フィルムだけをハーフカットして、剥離紙だけを残すことができます。

ミシン目(点線・破線)加工

ミシン目加工とは、点線・破線の切り込みを入れる加工で、紙を手で切り取りやすくしたり、折りやすくするために行われる加工です。
切手・チケットやクーポン券の切り取り線で用いられています。

レーザーでは、点線のデータをグラフィックソフトで作成することでミシン目加工を行うことができます。レーザーは細かな加工を得意としているので、マイクロミシン目加工も可能です。
レーザーの機種によっては、設定を変えるだけで様々な間隔のミシン目加工ができるものもあります。

折り加工・スジ入れ加工・罫線加工

折り加工・スジ入れ加工は、紙を折りやすくする加工です。
レーザーではハーフカットやミシン目加工を行って紙を折れやすくすることができます。

彫刻・写真彫刻・名入れ彫刻

写真や名前、ロゴマーク、グラフィックなど自由なデザインを焼印のように刻印することができます。
彫刻する場合も、形状・サイズをデジタルデータで自由に編集することができ、印刷のように簡単にデザインを彫刻できます。

紙・ペーパーのレーザーによる彫刻の仕上がりは、紙の種類やレーザーの出力設定によって異なります。
一般的には、レーザーパワーを強くすると深い彫刻になり、焦げによって茶色くなり、パワーを弱くすると浅い彫刻になり、白っぽい彫刻になります。

レーザーで加工できる紙の種類

紙は、素材や厚みにさまざまな種類があり、レーザー加工に適しているものと適していないものがあります。ここでは、紙の種類による特徴をご紹介していきます。

レーザーカットできる紙の厚み

レーザーでカット・切断できる紙の厚みは、レーザーが持っているパワーによって異なります。
また、厚みがある紙(0.5mm~)は、カット・切断はできても切断面の焦げが目立つ場合があるので注意が必要です。

レーザーカットに適している紙の種類

ほとんどの紙がレーザーでカットすることができますが、カットした部分の焦げが目立ちやすいもの、目立ちにくいものがあります。
一度テスト加工してみて、品質をチェックしましょう。

紙をレーザーで加工するメリット

紙をレーザーカッター・レーザー加工機で加工することによるメリットを紹介します。レーザーを導入するとどんな効果があるのか?他の加工機と比べてどこが優れているのか?について説明しています。

小ロットに対応

レーザー加工は、トムソン加工など型抜き加工に必要な金型を必要としません。
加工データがあれば1枚からでも加工できるので、小ロットでも対応できるのが大きなメリットです。

金型・刃物に必要な調整・管理が不要

レーザー加工には金型が必要ないので、型の製作コストがかかりません。
保管場所や管理に必要なコストもかからないので、製作費を抑えることができます。
また、金型や刃物は消耗するので、調整・交換といった管理が必要ですが、レーザーはこのような管理は必要ありません。

複雑で精密なデザイン・形状が加工できる

レーザーはとても精密で複雑な加工ができるのが特徴です。はさみや型抜きによる加工では難しい内角や細い線もきれいに加工できます。
彫刻加工も写真のような精密なデータも印刷と同じ品質で彫刻することができます。

材料の固定が不要

レーザーは加工する素材に直接接触せずに加工ができる非接触加工です。
紙を加工テーブルに置くだけでいいので、固定作業が必要ありません。
固定器具で紙が破れてしまったり、傷つけてしまうといったリスクも軽減されます。

レーザー加工が活用されている紙製品・ペーパーアイテム

レーザー加工が活用されている紙製品をご紹介します。レーザー加工がどのような紙製品に活用されているか、事例として参考にしてください。

ペーパーアイテム

DM、招待状(インビテーションカード)、名刺、ショップカード、ポップアップカード、グリーティングカード、カレンダー、クリップ、ペーパークラフト

シール・ラベル・ステッカー

銘鈑シール、表示ラベル、ロゴシール、商品ラベル、店頭用POP(アテンションシール)

ディスプレイ

広告、店舗ディスプレイ、店内装飾

家具・インテリア

壁紙、建具、仕切り板、パーテーション

模型

建築模型、設備模型

用途や目的に適したレーザーを選びましょう

紙のレーザー加工について紹介してきました。レーザーカッター・レーザー加工機は家庭用から業務用まで、各メーカーからさまざまな種類のものが販売されています。
紙加工については、ほとんどのレーザーカッター・レーザー加工機で加工することができますが、用途や目的、生産量に適したレーザーを選ぶことが重要です。

種類が多すぎて選べないよ、という方には、コムネットのレーザーカッター・レーザー加工機をオススメします。小型タイプから大型タイプまで多くのラインナップを取り揃えているので、最適なレーザーをご提案することができます。
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