レーザーカッター・レーザー加工機で加工できる素材・材料

レーザーカッター・レーザー加工機は、様々な素材・材料を加工できることが大きな特徴です。
レーザーで加工できる素材・材料をご紹介します。

アクリル

レーザーカッター・レーザー加工機で加工される素材の代表格です。
特に、カット加工では、断面が熱で溶けるので、透明な非常になめらかな仕上がりになります。
ルーターのように削りカスが発生しませんし、カット断面をバフなどで磨く後加工が必要ありません。

彫刻加工もデザインやグラフィックを簡単に彫刻することができ、ネームプレート・サイン・標識・表札など幅広い用途で活用されています。
2層アクリルなど、レーザーカッター用に開発された商品も存在します。

レーザーカッター・レーザー加工機で加工できる素材・材料:アクリル
レーザーカッター・レーザー加工機で加工できる素材・材料:アクリル

キャスト板

レーザー彫刻すると白くなるタイプのアクリルです。
レーザーカット後の熱ダレも少ないので、レーザー加工に向いています。非常に細かな表現が可能なアクリルです。

押し出し板

レーザー彫刻しても白くならないアクリル板です。
キャスト板に比べて熱に弱く、細かなカットや、厚みのある材料をカットした場合は固着しやすいといった特徴があります。

木材

天然木材、MDF、ベニアなどの合板、ほとんどの素材に対してレーザー加工ができます。
カット、彫刻ともに可能ですが、カットは木の硬さ、レーザーパワーによってカットできる厚さが異なります。
木の節や、年輪の部分は硬いので、カットしづらかったり、レーザー彫刻した際に他の部分と比べて彫りが浅くなるので注意が必要です。
レーザーカッター・レーザー加工機で加工できる素材・材料:木材のカット・切り出し
レーザーカッター・レーザー加工機で加工できる素材・材料:木材彫刻


薄紙、厚紙、ダンボール、和紙、シールなど幅広い材料を加工可能です。
ゆっくりカットすると焦げが目立つので、高出力で素早く切ることが焦げの軽減につながります。
カットや、ハーフカットだけでなく、ミシン目加工や、極小の穴あけにも利用されています。
厚みのある紙なら、表面を彫刻することも可能です。
レーザーカッター・レーザー加工機で加工できる素材・材料:紙
レーザーカッター・レーザー加工機で加工できる素材・材料:紙

皮革

天然皮革

レーザー加工では、ヌメ革が用いられることが多いです。
なめし方によっては熱での伸縮が大きいこともあります。
クロムなめしの場合、使用されているクロムの種類次第で加工時に有害なガスが発生する場合があるので注意が必要です。

合成皮革

合成皮革の原材料は、大きく分けてウレタンとポリ塩化ビニル(塩ビ/PVC)に分かれます。
ウレタン製の合成皮革は、レーザー加工しても問題ありませんが、ポリ塩化ビニル製の合成皮革はレーザー加工することができません。

レーザーカッター・レーザー加工機で加工できる素材・材料:皮革
レーザーカッター・レーザー加工機で加工できる素材・材料:皮革

布地・生地・繊維・テキスタイル

天然繊維

綿、絹などほとんどの天然繊維はレーザー加工可能ですが、厚みや種類によってはカット時に焦げが付く場合があります。
近年ではデニムへのダメージ加工もレーザーで行われています。
レーザーカッター・レーザー加工機で加工できる素材・材料:天然繊維(デニム)

合成繊維

ポリエステルに代表される合成繊維もレーザーで加工可能です。
レーザーは熱で加工するので、カットした部分が熱で溶けて、繊維がほつれてこないのが特徴です。
不織布や、一部ガラス繊維の加工にも使用されます。

レーザーカッター・レーザー加工機で加工できる素材・材料:合成繊維

石材

黒御影石やメノウ、オニキスへの加工が一般的です。
水晶などの割れやすい材料への加工には不向きです。
レーザーカッター・レーザー加工機で加工できる素材・材料:メノウ
レーザーカッター・レーザー加工機で加工できる素材・材料:珪藻土

プラスチック

ポリオキシエチレン(POM)、ポリエステル(PES)、ポリスチレン(PS)、ポリカーボネート(PC)、ポリプロピレン(PP)、ABS樹脂(ABS)、シリコン、ジュラコンなど様々な樹脂があるが、塩素(CL)が入っていなければ機械に問題はありません。発生するガスが人体に有害かどうかは、材料メーカーに問い合わせる方が安全です。
熱に弱く再固着する素材や、煙が多く発生する素材もあるので、テストしてから判断するのが望ましいです。

PETは熱に弱いので、フィルムの加工は可能ですが、板材のカットは再固着するのでレーザー加工が難しいです。
ABSはカット時の熱ダレで表面にバリができますが、1mm程度の薄い材料ならさほど気になりません。建築模型などで活用されています。

ガラス

切断、深く彫ることはできませんが、表面を軽く彫刻することは可能です。
濃淡の繊細な表現や、大きなベタ塗りには適しませんが、文字彫刻などは手軽に行えます。

ゴム、シリコン素材

レーザー用のゴム印材を使用すればきれいに彫刻が可能です。
種類にもよりますが、シリコンも彫刻が可能で、カットには適しません。
彫刻時に焼けたカスが表面に残り、臭いが強い素材もあるので、消臭機の使用を推奨しています。
レーザーカッター・レーザー加工機で加工できる素材・材料:ゴム

PDFでまとめて見る! レーザーカッターでできること

レーザーカッター・レーザー加工機がどのような加工ができる機械なのか?どのような素材を加工できるのか?を分かりやすくまとめた資料です。